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若松英輔『詩集 美しいとき』※新本
¥1,980
悲しみとは 何かを愛した証し 悲しみ、祈り、愛すること。 暗闇で手探りするように、一語一語、つむがれた言葉の捧げ物。
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鶴見俊輔『鶴見俊輔、詩を語る』
¥2,420
生誕百年に甦る、幻の鼎談! 出鱈目の鱈目の鱈を干しておいて 夜ごと夜ごとに ひとつ食うかな 谷川 〔詩は〕やっぱりフッと出てくるんですか、なんにも考えないで。 鶴見 そう。これから仕事しようとかそういうのじゃなくて、フウッと出てくるというものが詩になっているわけ。 「俊」の一字に結ばれた詩人と、元教え子の詩人を相手に、縦横無尽に詩を語る。
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くどうれいん『虎のたましい人魚の涙』※新本
¥1,540
『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』に続く、最新エッセイ集。 時が過ぎ、変わっていくもの、変わらないもの。 さりげない日常の場面や心情を切り取る言葉が、読む人の心に響く23のエッセイ。 「いまのわたしが、いまのわたしで、いまを書く。いまはこれから。」(本書より) 文芸誌「群像」好評連載「日日是目分量」に、書下ろし1篇を加えて書籍化。
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吹田良平『GREEN Neighborhood グリーンネイバーフッド 増補改訂版』※新本
¥2,420
SOLD OUT
ポートランドに見るアルチザンエコノミーという新しい資本主義のかたち 日本におけるポートランドブームの火付け役、街づくり・コミュニティづくりのバイブルとして長年愛読されてきた「グリーンネイバーフッド」が、発売10年を経て増補改定版となってカムバック。 パンデミックを体験し、今世界中で新しい働き方やライフスタイルが模索されている。これまで都市の特徴であった、「近接性・高密性・革新性」が封じられた今、都市はいかにイノベーションを創発し、経済のダイナミズムを起こしていくのか、いけるのか。そんな時、かねてよりポートランドが実践してきた「20分生活圏」や「起業都市 -挑戦するものに開かれた街」の取り組みは、まるで、現状を先見していたかのように参考となる。 そこでは、テレワーク時代を見越したように、「ワークとライフ」が融合し、都市一極集中に頼らない分散型の街づくり、暮らし方が実践されている。 新たなニューノーマルを見つけるまで、まだしばらく思考錯誤が続くであろう我々にとって、ワークスタイル、ライフスタイル、街づくり、産業・経済振興策等、数多くのヒントが含まれているポートランドから、我々が学べることは多い。 ポートランドを通して、これからの日本の生き方、街のあり方を深く考察しニューノーマルを見つけることを加速させる一冊。
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荒昌史『ネイバーフッドデザイン――まちを楽しみ、助け合う「暮らしのコミュニティ」のつくりかた』※新本
¥2,640
SOLD OUT
「ゆるやかなつながり」がまちの未来を変えていく 近くに暮らす人たちの関係性を育むことで、まちの課題を解決する。 都市部におけるコミュニティ開発の新たな思想とメソッドを、実践例を交えて紹介。 まちづくりや都市開発、エリアマネジメント、団地再生に携わる人はもちろん、 自治会や商店会、マンション管理組合の関係者、そして自分の住むまちを良くしたいすべての人のための一冊。
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吉家千陽『野心家の葡萄』※古本
¥990
SOLD OUT
果物屋の店主によって大切にされて育った葡萄が、自分の置かれている状況に満足せず、野心を燃やす物語です。 そんな野心家の葡萄は、店の軒先からカラスにさらわれ、果物屋を抜け出します!! 様々な出会いと別れ、世界一の葡萄の国への旅と人生の旅を経て、葡萄は何を思うのか...?
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早川ユミ『畑ごはんーちいさな種とつながる台所』※新本
¥2,860
高知の山のてっぺんに住む早川ユミさん。 「北京風餃子」「玉ねぎラーメン」など子連れでのアジア旅を経て、家族のためにつくり続けてきた畑の野菜を使った春夏秋冬のレシピ集。 畑にまつわる話、循環する台所と道具の話、調味料、紅茶、梅干しづくりなども紹介。
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蕪木祐介『チョコレートの手引き』※新本
¥1,760
知っているようで知らない魅惑の嗜好品、チョコレート。 どうやってできているのか?どう楽しめばよいのか?あらゆる知的好奇心を満たす本。 一本の木に実るフルーツのカカオが、一体どのように加工されてチョコレートになるのでしょう? 本書ではその全工程を写真とイラスト満載で詳しく解説。また、チョコレートの歴史、カカオの主要生産国を豊富な資料とともに紹介しています。数々の生産地を巡る著者による、ペアリングやドリンクレシピなどチョコレートの愉しみ方のコツもお教えします。 奥深いチョコレートの世界をすみずみまで知ることができる、まさにチョコレートの手引書のような一冊です。
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『フルーツパーラーゴトー・フルーツパフェ溺愛誌 パフェ沼』※新本
¥1,980
パフェを溺愛する作家・クリエイターが集結。 フルーツパーラーゴトーのフルーツパフェだけを紹介し、論じるかつてない本が誕生しました!カバーのその「沼」を覗き見るような特製カバーで広げるとポスターにもなります。
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『mg. vol.5 ドーナツをめぐる』※新本※栞付き
¥900
SOLD OUT
一冊、まるまるドーナツのZINE。 ドーナツアクセサリーを作ったり、美味しいドーナツを求めて歩き回ったり。
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小津夜景『句集 花と夜盗』※新本
¥2,090
『いつかたこぶねになる日』などエッセイでも活躍する俳人・小津夜景。 田中裕明賞を受賞した『フラワーズ・カンフー』に続く6年ぶりの第二句集。
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碇雪恵『35歳からの反抗期入門』※新本
¥1,210
SOLD OUT
思春期にやりそこねた反抗期が、35歳にやってきた! 著者が35歳の時に始めたブログの中からいくつかをピックアップして、ネット上では書きにくかったことをガリガリ書き足したZINE。
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椋本湧也『書簡集 それでも変わらないもの』※新本
¥2,200
SOLD OUT
世界22ヵ国で暮らす30名の日本人(20-30代)が手紙に綴る、コロナ時代の生活をめぐる書簡集。 ヘルシンキのデザイナーからケープタウンの庭師、デリーの外交官からチリのお母さんまで。 変わりゆく時代の中で彼らが感じてきたことを、「今この本を手に取っているあなた」に向けて、それぞれの場所から自由に綴ってもらいました。
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『文集・猫以外』※新本
¥880
猫以外の動物との日々。 鳥やザリガニ、ピラニア、亀などと共に暮らすかけがえのない日々。
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『ミスドスーパーラブ』※新本※特典ステッカー付
¥1,650
SOLD OUT
あなたの好きなミスタードーナツは何ですか? 僕は、オールドファッションです。 ミスドに愛を叫ぶアンソロジー。 豪華クリエイター陣によるグラフィック、短歌、小説、童話、エッセイ、ヴィジュアル作品で表現されたドーナツ、パイ、飲茶など26のメニューが収録。 おやつのお供にぴったりな一冊。ミスドに行く前にも行った後にも。
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池田彩乃/中村菜月『公開文通 百年の散歩 01 この星にあってほしいものについて』※新本
¥1,800
SOLD OUT
2021年10月から11月までnoteにて連載していた池田彩乃さんと中村菜月さんによる公開文通を書籍化。 「この星にあってほしいもの」について交わした9通の手紙と、菜月さんによる5000字超の書き下ろし「綿雲と鉄アレイ/世界でいちばんやわらかな革命の始め方」を収録。 また、写真家・詩人のトナカイこと松本慎一さんからの寄稿をお守りとして巻末に収録。
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『モノ・ホーミー線画集①』※新本
¥990
出版社さりげなくより刊行された長湯文庫『するべきことは何ひとつ』に収められている33篇の短編のもとになった図案から、2022年1月に静岡のひばりブックスさんで開催された展示のために制作した33点の線画を収録。
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岡井隆『岡井隆の忘れもの』※新本
¥3,300
斎藤茂吉、森鷗外、正岡子規、与謝野鉄幹・晶子、種田山頭火、ベンヤミン、多和田葉子、穂村弘、高橋睦郎、大岡信、北川透、石原吉郎、荒川洋治、平出隆、蜂飼耳……などの人々に言及。 時代の表現者たちを自在に、時にやさしく、時に鋭く読み解いていく。 岡井隆の忘れものは、岡井隆の遺言であり、日本語の美しさへのあらゆる賛美である。 詩の美しさを支えるのは、詩の背後の時代でもあるのだ。 いい詩を、まことにいい詩として解読できたとすれば、その時代がわかったともいえるのである。 ―岡井 隆
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スポンサー 北海道放送報道部道警ヤジ排除問題取材班『ヤジと民主主義』※新本
¥1,980
「おかしいことは、おかしいと言う」ーーそんな当たり前のことができない社会になってはいないか? 札幌で街頭演説する安倍晋三元首相に向けて、複数の聴衆が異議申し立てをしました。しかし、警備する北海道警はヤジやプラカードで「声」をあげた聴衆のうち少なくとも9人を強制的に排除したのです。 この”小さな”事件を、しつこく、丹念に追った北海道放送は2020年にドキュメンタリーを2回放送し、特に4月放送の『ヤジと民主主義〜小さな自由が排除された先に』はYouTubeでも公開され、36万回再生を記録。 さらに、日本ジャーナリスト会議による第63回JCJ賞をはじめ第57回ギャラクシー賞などを受賞しました。そして排除されたうち2人が北海道を訴え、2022年3月に札幌地裁は北海道に対して計88万円を原告に賠償するようにとの判決を下したのです。 同番組の書籍化に際して、この画期的な判決にいたる経緯を追加取材し、『ヤジと民主主義』として刊行します。
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赤染晶子『じゃむパンの日』※新本
¥1,980
時を超えて。生まれ育った京都へのおもい。こぼれだす笑い。 『乙女の密告』で芥川賞を受賞。\u20282017年に早逝した著者によるエッセイ55 篇。岸本佐知子との「交換日記」併録。 日常を描いていながら、想像が羽ばたき、 ことばで世界を様変わりさせていく。 ここに生きている人たちがいとおしくて、読んでいると、 ふしぎと気持ちがあたたかくなる。初のエッセイ集にして、マスターピース。
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安達茉莉子『世界に放りこまれた』※新本
¥1,430
「歩きながら、電車の中で、道端で、湧き上がる言葉を拾い上げた。何もかもが変わっていくような予感だけがあったが、現実的にはまだその前夜といったところで、身動きが取れないまま予感を感じ続けるような、もどかしい時間を過ごしていた。新しい世界はすぐそこにあり、放りこまれてみたい。 とことん無防備になってみたい、というじりじりした気持ちは、そのまま言葉に転写されていった。」 言葉と絵による作品発表を続けている作家・文筆家の安達茉莉子が言葉だけで綴った初めての詩集。
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岸波龍/武縞麻衣子『往復書簡 きっとどこかへ流れつく』※新本
¥1,500
SOLD OUT
『諸般の事情』などの日記本の刊行で知られる武塙さんと、『ASK FOR SADNESS』『本屋めぐり』などエッセイを刊行する岸波さんとの往復書簡。 お二人がそれぞれ、うっかりどんどん“読んでしまう”文章を書かれることは知られていますが、そのお二人の間を流れる、本と生活、そしてたわいない諸々。「どこかへ流れつく」かもしれない、5ヶ月間の文字のやりとり。
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井上奈奈『星に絵本を繋ぐ』※新本
¥2,200
これまで制作してきた絵本の制作ストーリーや細かな拘りポイントを紹介する1章「作品集」、井上さんの普段の絵本の作り方・考え方を工程ごとに丁寧に文章化した2章「絵本を作るときに大切にしている10のこと」、井上さんが講師を務めるワークショップを追体験できる3章「絵本創作ワークショップ」。どれも読み応えのある3章構成です。 多くの美しい絵本を作り出してきた井上さんの創作方法は、はっとするような発見や驚きに満ち満ちています。絵本を作ってみたいという方はもちろん、すべての作り手に読んでいただきたい、創作意欲を掻き立てる一冊です。
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花王プラザ 編『とあるひととき ー作家の朝、夕暮れ、午後十一時』※新本
¥1,540
花王プラザ人気連載、14人の人気作家が一日の3つの時間帯(朝、夕暮れ、午後11時)を絶妙に描いたエッセイアンソロジー。贈り物にも最適な一冊。 「朝」のひととき 三浦しをん「目覚めたときが朝」 道尾秀介「こうして背表紙は増えていく」 西加奈子「間違いなく朝は」 角田光代「朝の損得」 重松清「指一本、指二本……」 「夕暮れ」のひととき 川上未映子「夕暮れの、どんな空を見ても」 森絵都「暮れゆく空を仰ぐ」 池澤夏樹「長い夕暮れ、短い夕暮れ」 綿矢りさ「夕暮れの諦め」 「午後11時」のひととき 吉本ばなな「そわそわ、しみじみ」 高橋源一郎「ラジオの時間」 村山由佳「上機嫌なままで」 小川洋子「分かれ道」 浅田次郎「午後十一時という非常」